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諸行無常

ときどき彼女とお話がしたくなります。記憶が定かなら同じ歳のはずです。

生きていいたら気の強い心優しい美人のオバァちゃんになったことでしょう。

と言っても、彼女との関わりは、たまたま路上で会ったときの立ち話程度の会話で、カフェに座ってお話をするという感じは無かった。電話も簡素に仕事の打ち合わせだけ。

親友だった元ダンナがポツンと話した言葉は「彼女は孤独な人だから」。

思い起こせば、「できないことは受けない、しない」を徹底して貫き通し、隙無く漏れも無く多くの人を支え続けた見事な仕事ぶりでした。

仕事を選ぶ我儘が許されたのは、背後で支え続けた元ダンナの力が大きかったけど、彼女はそれを最後まで知らなかったし、そのことは誰も知らなかったことでした。

互いに孤独な人同士で、個人的な話はしませんでした。しかし、不思議と互いのことはよく知っていて理解もしていたと感じてました。

人に言わないことや、言い難いことも少ない言葉でわかりやすく話してくれたし、その話を肯定も否定もせず黙って聞くことができたのは幸いだったと思う。


彼女のブログは、情け容赦の無い運命に翻弄されながらも懸命に生きた人の証です。病院の死の床に横たわってから更新が止まったけど、無料ブログが削除されてデータが消え去る前に記録としてデータを残すことはできないかなぁと思ってます。せめて子供さんたちが生きている間だけでも。

https://plaza.rakuten.co.jp/ghirlandata/

 

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