むすび大学チャンネル
- 2021/12/10 15:54
- カテゴリー:日記とメモ
テレビのない生活では動画といえばYouTubeです。興味のある内容はチャンネル登録してますが、その中のひとつが「むすび大学」チャンネルです。
この「むすび大学」チャンネルの中で「ねずさん」という方が2百本くらいの動画を公開してくれてます。
高校生のときに詰め襟の学生服をきっちりと着て、いつも本を読んでいたクラスメイトが居ました。坊主頭の柔道部で、立ち居振る舞いも傍から見ていてやりすぎくらいに格式張っていたので良く覚えています。今から思えば、その青臭さが彼の青春だったのでしょう。
高校時代の彼が読んでいた本で覚えているのは「バイブル」です。
ボクは、幼稚園がキリスト教だったので、卒園時に幼稚園から贈られた新約聖書を小学校時代から読んでました。バイブルは字が小さく文字数が多くて、知識と経験が乏しい子供にとってハードルの高い難解な本です。
外国で必死に生き抜く中で、高校時代のクラスメイトの思い出は、ほとんどが過去の闇の中に消え去ってしまい、思い出そうとしても顔も名前もわからなくなってました。
僅かに残る記憶に、柔道部の読書家の彼の姿は忘れることのできない情景として瞼に焼き付けられてました。
外国で名前を忘れてしまった彼の姿を思い出しては、彼はその後どんな生き様を歩んだのかと気になってました。
さて、いつものように「ねずさん」の動画を見ていたら、お名前が「小名木」と出てました。
その名前から一気に半世紀前の記憶が蘇り、読書家で柔道部の彼の名前が「小名木」だったことを思い出しました。
調べてみると「ねずさん」は同学年で同郷でした。落ち着いて動画を見ると、手の仕草や笑い顔が高校時代のクラスメイト「小名木くん」と同じでした。
彼は高校時代からブレること無く人生を邁進し、経済的にも安定したことを知り、とても安心しました。
小名木くん、心から応援してますよ。